Shop&Gallery
築年不明(大正時代)木造製材工場改修
蒸気タービンを動力にしていた木造製材工場に大空間ながら気密と断熱を施し、1FをSHOP・オーダー家具展示・建築コーナー・事務所とし、2Fの機械の目立て等を行なっていたところをギャラリーに改修。
北側道路より
南側敷地内より
大空間を柱を立てずに支えるトラス構造の三角がよくみえます。
大空間の暖房は、暖炉とエアコンです。
2Fギャラリーの欄干 西尾市のお施主様より貰い受けた年代物。
トイレの扉は、古い建具を再利用。
背の高い方が男性トイレ、低い方が女性トイレ。
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製材工場だったという証拠の機械たち。
南側にある「新川」より船で丸太を上げ、トロッコにて運んでいました。
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この階段箪笥は、昔、碧南新川地区にあった料亭「鶴州楼」のものでした。
2F ギャラリーには、展示什器として古材家具、建具、階段箪笥などを用意しています。
レンタルスペースとしても開放していますので、ご興味ある方はこちらをどうぞ
→ギャラリー
床—板貼部分は、杉板。そのほかは、既存土間のまま。
この階段は、きちんと出所がわかっているものです(白竹木材では珍しいかも?)
昭和33年ごろに大清商店(材木屋)さんが、売りに出たかつての西尾市の豪商 岩瀬弥助(岩瀬文庫の創設者)邸解体現場に立ち行ったそうです。
建物は、移築再建3分割され、その1つが大清商店さんの倉庫となりました。その倉庫内で使用していたそうです。
平成16年に大清商店さんが倉庫を解体する際に貰い受けました。
※3分割された残りの2軒は、碧南市内に現存されているそうです。
三嶋幸平別宅(愛知県中央信用組合・旧碧南市民信用組合創立者)
三嶋幸平の姉弟である酒店本宅
なかなかの大工さんが腕をふるったとみられ、その仕事ぶりも、また材料のケヤキも逸材を使っているようです。